台湾の大ヒット作を、監督・山下敦弘×脚本・宮藤官九郎でリメイク！制作秘話をたっぷりと🎥(動画)

7月7日（金）公開の映画『１秒先の彼』。

タイトルを聞いて「ん？」と思った映画ファンは多いはず。日本では2021年6月に公開されたチェン・ユーシュン監督の『１秒先の彼女』の男女のキャラクター設定を反転させ舞台を京都にして、リメイクされたのが本作だ。

１秒早いハジメ（岡田将生）と１秒遅いレイカ（清原果邪）、絶対にタイミングが合わない二人の物語。誰の人生も肯定してくれるような素敵なミラクルを体感できる作品。

『リンダリンダリンダ』『天然コケッコー』『苦役列車』の山下敦弘監督と宮藤官九郎さんのタッグにも注目！（監督と脚本家としてタッグを組むのは初めて！）山下監督のインタビューを動画でどうぞ🎥

山下敦弘監督インタビュー🎤

映画『１秒先の彼』を解説！

映画『１秒先の彼』とは？

郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかく1秒早い。記念写真では必ず目をつむり、漫才を見て笑うタイミングも人より早い。街中で路上ミュージシャン・桜子の歌声に惹かれて恋に落ちたハジメは花火大会デートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。“花火大会デート”の１日が消えてしまった…!?

秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくる、何でも1秒遅い大学7回生のレイカらしい。ハジメは街中の写真店で、目が見開いている見覚えのない自分の写真を偶然見つけ…。

ハジメとレイカ、ふたりの異なる視点から描かれる、「消えた1日」をめぐる物語。絶対にタイミングが合わないふたりのストーリーが重なる瞬間に起こるミラクル！人よりテンポがちょっと早くても、遅くても、すべての人の人生がきっと愛おしく思えるはず。

監督は、『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』『苦役列車』などを手掛ける山下敦弘。脚本は唯一無二のキャラクター造形で見る人をその世界に引き込む宮藤官九郎。監督と脚本家として初めてタッグを組む二人が、不器用で愛すべきキャラクターたちの、ほんの一粒の物語をユーモアたっぷりに描きだす。

原作は第57回台湾アカデミー賞最多受賞した、チェン・ユーシュン監督の『1秒先の彼女』。リメイク版では男女の設定を反転させ、舞台を京都に移したのも見所だ。

“口の悪い残念なイケメン”ハジメを演じるのは、岡田将生。そして、後半の主人公レイカには、若手実力派・清原果耶。

ともすると「普通」という枠から外れて、生きづらくなってしまいそうな主人公二人を、優しい目線で掬い上げるような原作の良さをそのままに、山下監督の演出、宮藤さんのテンポとユーモア、岡田さん、清原さんの絶妙な演技で、日本版ならではの心に染みる温かな物語が紡がれる。

さらに、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、笑福亭笑瓶など多彩すぎるキャスト陣とのマリアージュも！　

そして、YOASOBIのボーカルikuraとしても、シンガーソングライターとしても活動する幾田りらが、初めて映画へ書き下ろした主題歌「P.S.」も物語のラストに爽やかな風を吹かせている。

映画『１秒先の彼』ストーリーは？

作品概要