映画「免許返納!?」の名古屋舞台挨拶に主演・舘ひろしが登壇。30年ぶりに南条弘として戻ってきた想い、西野七瀬へのアドリブ指示など——地元・名古屋でダンディトークが炸裂した。
映画『免許返納!?』舘ひろしさん名古屋舞台挨拶レポート🎤
2026年6月16日(火)、TOHOシネマズ名古屋栄にて映画「免許返納!?」の試写会&舞台挨拶が開催された。主演・舘ひろしさんが単独登壇。開場前には劇場ロビーでサプライズでポップコーンを客に手渡しするという粋な演出もあり、名古屋出身のレジェンドを迎えた会場は、開演前から温かな熱気に包まれていた。


「あれから30年、また南条弘がこのスクリーンに戻ってまいりました」
冒頭の挨拶で、舘さんはこの作品の出発点を語った。「この作品は1994年に公開になりました『免許がない!』という作品のオマージュといいますか、そういう作品です。当時、私が銀座のバーで遊び歩いているところを森田芳光監督が見まして、”この男に免許がなくて合宿所に行かせたら一体どうなるだろうか”という思いで製作されたのが『免許がない!』でした。あれから30年、また南条弘がこのスクリーンに戻ってまいりました」。「笑いもあり、涙もある、素晴らしい映画に仕上がってると自負しております」と、長いキャリアで積み上げてきた自負と故・森田監督への思いがにじんでいた。

「全て私自身と言いますか…」——南条弘との完全一致
今回演じた南条弘について「まだまだアクションがしたいのに、自分の発言がきっかけで免許返納を迫られるチャーミングなキャラクター」と紹介した舘さん。そのキャラクターと自分がかぶる部分はあるかという問いに、即答した。「全て私自身と言いますか。南条弘はセコいやつなんですよ(笑)」。司会が”若干セコいところが…”と続けようとすると「いや全て(かぶる)」とさえぎり、会場を笑いに包んだ。「面白かったら私のせい、つまなかったら監督とプロデューサーのせいだと思って」という一言も飛び出し、南条弘そのものの空気感で会場を和ませた。

「もっと見下して、冷たくあしらって」——マネージャー西野七瀬へアドバイス
マネージャー役・川野を演じた西野七瀬さんとの共演については、こんなエピソードを披露した。「最初すごく真面目で、南条を立てるマネージャーの役だったんですね。ところが、それだと全然つまらないから、もっともっと南条を見下して、冷たくあしらってくれとお願いして、それを西野さんが本当に見事にやってのけていただきました」。その指示があって初めて生まれたコミカルな掛け合いが、映画の大きな魅力のひとつになったという。

「16歳の少年に学ぶことがいっぱいあった」——60歳差の黒川想矢との共演
同じ事務所(舘プロ)の後輩にあたる黒川想矢さんについては、「本当に気持ちで芝居ができるという、今の若い俳優さんとはちょっと違った。16歳の少年に学ぶことがいっぱいあったかなという気がします」と絶賛した。司会が「年齢でいきますと60歳ほど離れているというような」と触れると、間髪入れず「大きなお世話」と一蹴。この切り返しに会場は大爆笑となった。

「ガールフレンドのために靴磨き」——千種高校時代のピュアな思い出
映画の中で南条弘が”亡き妻との約束の地”を訪ねる場面にちなみ、名古屋での思い出の場所を問われた舘さんは、高校時代の思い出を語った。「ラグビーをやっていて、千種高校に行く時に登っていく、当時は泥だらけの道があったんですよ。ガールフレンドというか、好きな女の子がいて一生懸命靴を磨いていくんですけど、ドロドロですぐダメになっちゃうという記憶がすごくあります」といつもダンディな舘さんのピュアな学生時代のエピソードにほっこり。
「西野さんも参加させろ」——お気に入りの乱闘シーンはアドリブから生まれた
舘さんが特にお気に入りだというのが、終盤の乱闘シーン。「最初の台本では西野さんがただ呆然と見てるというシーンだったんですが、それだと面白くないと。西野さんも参加させろと言って、西野さんが参加して、結構彼女乗ってやってくれましてね。ぶっ倒されたり、知らないうちに悪い男の足にしがみついたりして、そこがすごく印象的です」。現場でのアドリブから生まれた名シーンは、ぜひ劇場で確認してほしい。

「笑いもあり、涙もある——どうか最後まで楽しんでいただければ幸いです」
締めくくりのメッセージでは、「笑いもあり、涙もある、素晴らしい映画に仕上がってると自負しております。どうか最後まで楽しんでいただければ幸いです」と語り、会場全体に深々と頭を下げた。30年という歳月を経て、南条弘として名古屋に戻ってきた舘ひろしさん。その飾らないトークは、まるで映画の主人公そのもの。去り際に前列の子どもに優しくダンディにグッドサイン👍をおくると会場から歓声が上がった。
映画「免許返納!?」は2026年6月19日(金)より全国公開。
映画『免許返納!?』を解説!

映画『免許返納!?』とは?
1994年に公開された映画「免許がない!」から30年——その精神を受け継いだ痛快ロードムービーが帰ってきた。当時、森田芳光監督が”銀座で遊び歩く舘ひろし”を見て「この男に免許を取らせたら面白い」と思いついたことで誕生した伝説の一作を、今度は”返納”という切り口で現代に蘇らせた本作。
自称・現役アクション俳優の南条弘(舘ひろし)が、自らの発言がきっかけで免許返納を迫られるという、笑いと涙がぎゅっと詰まったロードムービー。西野七瀬、黒川想矢ら実力派の新旧キャストが揃い、主題歌はTHE ALFEEが書き下ろした「Crossroad -愛の免許返納-」。「笑いもあり、涙もある」と主演の舘さん自身が自負する、世代を超えて楽しめる一作だ。
映画『免許返納!?』ストーリーは?
まだまだ現役のアクション俳優・南条弘(舘ひろし)は、ある日の発言がきっかけで周囲から免許返納を強く迫られる羽目になる。納得のいかない南条だったが、そこで思い出したのは亡き妻との約束——かつて一緒に訪れたいと話していた”思い出の地”を、いつか必ず訪ねること。
気乗りしないマネージャーの川野(西野七瀬)を引き連れ、南条は半ば強引に旅へと踏み出す。行く先々で巻き起こるトラブルと笑い、そして少しずつほぐれていく人と人の絆。果たして南条は、妻との約束を果たすことができるのか——。
作品概要

タイトル:映画「免許返納!?」(2026年6月19日(金)全国公開)
監督:河合勇人
出演:舘ひろし、西野七瀬、黒川想矢、南野陽子、八嶋智人、大地真央、MEGUMI、真矢ミキ、吉田鋼太郎、宇崎竜童
主題歌:THE ALFEE「Crossroad -愛の免許返納-」
配給:東映
公式HP:https://menkyohenno-movie.com/
© 2026「免許返納!?」製作委員会


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