5月17日(金)公開の映画『湖の女たち』。原作は『悪人』『横道世之介』『怒り』など数多くの小説が映画化されてきた吉田修一。『さよなら渓谷』以来の10年ぶりの吉田作品とのタッグとなる大森立嗣監督が手掛ける。
福士蒼汰さん、松本まりかさんがダブル主演を務め、ふたりの新境地ともいえる体当たりの演技は衝撃かつ感情を揺さぶられる。
大森監督との大きな信頼関係なくして完成することは不可能だった作品だろう。
今回はそんな大森監督、福士さん、松本さんの名古屋舞台挨拶の模様を動画でお届けします🎥
映画『湖の女たち』名古屋舞台挨拶(動画)
映画『湖の女たち』を解説!
映画『湖の女たち』とは?
『パレード』『悪人』『横道世之介』『怒り』など数多くの小説が映画化されてきたベストセラー作家、吉田修一と、様々なジャンルの話題作、問題作を世に送り出し、近年『MOTHER マザー』『星の子』で絶賛を博した大森立嗣監督。モスクワ国際映画祭審査員特別賞ほか国内外で賞に輝いた『さよなら渓谷』以来、10年ぶりのタッグが実現した。炙り出される過去の”原罪”と、未来への光。その拮抗が終始、観る者の理性と感性を激しく揺さぶる、比類なきヒューマン・ミステリー。
介護施設での殺人事件を発端に、物語は想像もつかない方向へと進んでいく。
この野心的な映画でダブル主演を務めたのは福士蒼汰と松本まりか。刑事と介護士、二人は身も心も剥き出しでさらけ出す難役を渾身の演技で体現する。トラウマを引きずる刑事に扮するのは浅野忠信。そして福地桃子、財前直見、土屋希乃、穂志もえか、三田佳子がミステリアスかつ苦難に立ち向かう“湖の女たち”を演じる。
映画『湖の女たち』ストーリーは?
事件の捜査にあたった西湖署の若手刑事・圭介とベテランの伊佐美は、施設の中から容疑者を挙げ、執拗な取り調べを行なっていく。その陰で、圭介は取り調べで出会った介護士・佳代への歪んだ支配欲を抱いていく。
一方、事件を追う週刊誌記者・池田は、この殺人事件と署が隠蔽してきたある薬害事件に関係があることを突き止めていくが、捜査の先に浮かび上がったのは過去から隠蔽されてきた恐るべき真実・・・。それは、我々の想像を超えた過去の闇を引き摺り出すー。そして、後戻りできない欲望に目覚めてしまった、刑事の男と容疑者の女の行方とはー。
公式HPより
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