12月16日(金)公開の映画『ケイコ 目を澄ませて』。
聴覚障がいがありながらプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんをモデルにした物語だ。
岸井ゆきのさん主演の本作は、第35回東京国際映画祭のNipponCinemaNow部門で10月30日に上映され、三宅唱監督のQ&Aが行われ、映画ファンの熱い質問に、本作へのこだわりを丁寧に答える様子が印象的だった。
映画『ケイコ 目を澄ませて』三宅唱監督 Q&Aの様子を動画で🎥
映画『ケイコ 目を澄ませて』を解説!
映画『ケイコ 目を澄ませて』とは?
「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督がメガホンをとり、元プロボクサー・小笠原恵子さんの自伝「負けないで!」を原案に、ひたむきに生きる主人公と、彼女に寄り添う人々の心のざわめきを16mⅿ🎞に丁寧に焼き付けた作品、映画『ケイコ 目を澄ませて』。
主人公・ケイコには、『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き、映画、ドラマと出演作が後を絶たない岸井ゆきの。生まれつき聴覚障がいをもつプロボクサー役を演じるにあたり、クランクインの約三か月前から厳しいトレーニングを行ったほか、手話の練習など、入念な準備を行い撮影に臨み新境地を切り開く。
共演に日本映画界で圧倒的な存在感を放つ三浦友和、ケイコの実直さを誰よりも認め見守るジムの会長役を演じる。その他、仙道敦子、三浦誠己、松浦慎一郎、佐藤緋美、渡辺真起子、中村優子、中島ひろ子など、実力派キャストが名を連ねる。
※この物語は実在の人物や出来事に着想を得たフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関わりはありません。
映画『ケイコ 目を澄ませて』ストーリーは?
嘘がつけず愛想笑いが苦手なケイコは、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ねる彼女は、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉に出来ない想いが心の中に溜まっていく。「一度、お休みしたいです」と書きとめた会長宛ての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す――。
公式HPより
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