『アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』 が2週間限定公開された。
最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が日米同時12月16日(金)に劇場公開となることが決定!公開を記念して前作の『アバター』が最新技術によって進化して帰ってきたという。
その圧巻の映像美とはどんなものだったのかレポートします!
社会現象になった『アバター』とは?
なぜ再び『アバター』が公開されたの?
2009年公開され、それまでの映像界の常識を一変させた革命的な作品『アバター』。
『アバター』『タイタニック』で世界歴代興収1位と3位に輝く、映画の頂点を極めた“映像の神様”ジェームズ・キャメロンが 13 年間心血を注いだ『アバター』の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の公開が、日米同時 12 月 16 日(金)に決定!
その公開を記念し、前作の『アバター』が最新技術で進化!圧巻の 4KHDR 映像とともに、重要なシーンが追加された特別版『アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』が、9月23日(金・祝)~10月6日(木)までの2週間限定で全国約200館のプレミア・ラージ・フォーマット含む3Dスクリーンで劇場公開された。
神秘の星パンドラの森を舞台に、主人公ジェイクとナヴィの娘ネイティリの恋と人類との壮大な戦いが描かれ、「浮き出る」よりも「奥行き」のある3D には、当時驚かされた映画ファンも多いはず。“そこにいるかのような”究極の映像体験で、『アバター』は社会現象に。リマスター版では、当時最高と言われた 3D 技術を遥かに超える圧巻の映像美と没入感で物語の世界へと誘われる…。
記録づくしの『アバター』
公開当時の記録はご覧の通り。『アバター』が世界に与えた衝撃を物語っていますね。
★『タイタニック』を抜き、11年ぶりに全世界歴代興行収入第1位を更新
★世界公開時130ヵ国、全ての国でオープニング第1位を達成
★全米公開映画歴代興行収入第1位
★全米3D映画歴代興行収入第1位
★日本での興行収入:156億円。その内3Dシェアは87%!
★IMAX公開映画全米歴代興行収入第1位
★史上最速での全米興行収入5億ドル突破
★第67回ゴールデングローブ賞ドラマ部門で作品賞、監督賞を受賞
★第82回アカデミー賞®で作品賞、監督賞を含む9部門にノミネート、3部門受賞(視覚効果賞、美術賞、撮影賞)
(20世紀スタジオ公式より)
『アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』 を劇場で体感!
『アバター』ストーリー
22世紀、人類は地球から遠く離れた惑星パンドラで〈アバター・プロジェクト〉に着手していた。“ナヴィ”と呼ばれるこの星の種族と人間のDNAを組み合わせた肉体〈アバター〉を操作員の意識で操ることで、人に有毒な大気の問題をクリア。莫大な利益をもたらす鉱物を採掘することが目的だった。この計画に参加した元兵士ジェイクは車椅子の身だったが、〈アバター〉を得て体の自由を取り戻す。パンドラの地に降り立ち、ナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ちるジェイク。彼はパンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱き、この星の運命を決する選択を強いられていく…。
『アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』をIMAX3Ⅾで観て
2009年に『アバター』が公開され、もちろん劇場に観に行きました。
しかし、その人気を甘く見ていた私と友人は、チケットを事前に購入することなく上映時間に劇場へ。その結果、アバターの革新的な3Ⅾ映像を最前列の端の席で観ることになってしまいました。
『アバター』のような3Ⅾ超大作は、当然のことながらその映画館の一番大きなスクリーンでかかります。その巨大スクリーンを見上げながら観るというのはどういうことなのか…ご想像の通りです。
画面の全体を視界で捉えることが出来ず、”アバター”の青い姿がぼんやりと見えるだけ。”浮き出る”ではなく”奥行き”が売りの最新技術も最前列ではまったく享受できずに終わったのです。字幕もよく見えないのでストーリーもほとんどわからなかった、という残念過ぎる思い出。
(現在は映画館も進化し、座席が倒れたり、スクリーンとの距離が大きく取られていたり、最前列でも観やすい工夫がされているところが多いですね。)
そして、今回『アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』を観るにあたって最も重視したのは、”絶対にセンターの席で観る”ということ。13年前の記憶がトラウマのようにこびりついていたので、『アバター』に限らず3Ⅾ作品は真ん中の席で観ることに決めています。
いざ、『アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』を観てみたら、遅ればせながら『アバター』が当時社会現象になったのが頷けました。何より、今回2週間限定で公開されたのは最新技術を駆使した「3Ⅾ リマスター」版。つまり、いま観ることができる最高の3Ⅾ映像ということですよね!
目を見張ったのは、ジェイクとネイティリが出会う夜の森のシーンや、二人がハンターの修行で木々を駆け回るシーン、”イクラン”に乗って大空を舞うシーン…どれも惑星パンドラに入り込んだような体感でした。3Ⅾ技術が本領を発揮するのは、人間とナヴィとの激しい戦闘シーンよりも、自然の美しさを表現したシーンなんですよね。
ストーリーも13年越しにようやく理解することができました。自分たちの私利私欲のために理不尽に侵略する人間の姿は、『アバター』の公開から13年経った現在起きていることとあまりに似ていて、技術と裏腹に進化できていない人間たちの思考、行動にやるせなさを感じました。
『アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』の最後には、12月16日(金)日米公開の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の予告映像も!
タイトル通り、海の中で若いナヴィとクジラに似た大きな海洋生物が戯れるシーンが流れると、水の中で一緒にくるくる回って泳いでいるような心地よい感覚を味わえました。
最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 』を少しだけ解説
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 』は、第1作目から約10年後の惑星パンドラでのジェイクとネイティリの子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた…。
おお!予告編で海で泳いでいた若いナヴィはジェイクとネイティリの子どもの可能性が高いですね!
この『アバター』こそ、映画館で観たい作品。究極の映像体験をできる12月16日(金)の公開が待ち遠しいです!
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