リアルすぎる映像、リアルすぎる息遣い、リアルすぎるボクシングシーン。
映画祭でも話題の「義足のボクサー」主演でプロデューサーも務めた尚玄さんにインタビューさせてもらいました🎤
名匠ブリランテ・メンドーサ監督がメガホン
「義足のため日本でプロの夢を絶たれた男がフィリピンでプロボクサーを目指した感動の実話」
そう本作は、実話をもとに描かれた物語なのだが、私はずっと「これってドキュメンタリーだったっけ?」と思って観ていた。
メガホンをとったのは、第62回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したフィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサ監督。
3台のハンディカメラで撮影、役者に脚本は読ませず、セリフはその場でメモを渡される。
わかって観ていても、ドキュメンタリー映画かと錯覚してしまう臨場感のある映像は、メンドーサ監督の手腕あってこその見ごたえだった。
釜山映画祭で「キム・ジソク賞」
この作品が動き出すきっかけは、本作のプロデューサーとなる山下氏に、尚玄さんが、「後輩で義足の元ボクサー(土山直純さん)がいるんですけど、彼の人生は映画になりえますよ。」と伝えたことが始まりだったそう。
そんなきっかけから尚玄さんは、今回主演でもあり、プロデューサーでもある。
2021年 東京国際映画祭に正式出品。釜山国際映画祭ではアジア映画の窓部門で「キム・ジソク賞」を受賞した話題の映画「義足のボクサー」についてじっくり伺った。
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